5つのキーワード
その時の実行、実現の為のキーワードは５つあります。 ひとつめは「パラダイムシフト」（価値観の転換・頭を柔らかくしよう）です。 ふたつめは「セルフビルド」（自分たちの望む環境は何か、自分で考えよう。できれば自らつくろう）です。 3つめは「環境蘇生と環境共生」（失われてしまった自然環境を再生し、住環境との共生を考えよう）です。
4つめは「コネクトハウジング」（共有部分を持ちながら独立相互扶助の住まい方を考えよう）です。住民が共有部分をもって、家事や育児などの相互扶助の住まい方を行うコレクティブハウスの考え方と、コミュニティを先につくり、施設をつくっていくコーポラディブハウスのつくり方を合体させる方法です。
5つめは「ネットワーク都市」（海、山、農場、牧場、都会を楽しもう）です。 コネクトハウジングを中心にして各地に個性のあるテーマタウンをつくり、自由に行き来ができるオープンコミュニティとします。そのネットワーク自体が都市となるシステムです。つまり、定住の責任感と住み替えの自由さのいいとこ取りをしていこうということです。以上の５つを組み合わせたまちづくりがミレニアムシティの概要です。
